愛は吐息に濡れて

多種多様な愛への想いを綴ってゆく詩です。

Category: 追憶  1/3

雨の中で

紫陽花の葉より滴る雨粒に、貴方への想いが零れ落ちるあの日、激しい雨の中で強く抱きしめられた指跡と・・・髪先から滴る程、びしょ濡れの中求め合う唇の感触に・・・二人の吐息さえ、雨音にかき消されてゆく私の瞳を見つめ倒して、恥じらう隙も与えてくれない貴方に、私の鼓動は鳴り止まないままでいる互いの気持ちが逸れないように・・・激しく打ちつける雨で、閉じ込めて・・・...

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廻りゆく愛

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夏の暑さが残る季節に出会い 夕日の差し込む砂浜を手を繋いで歩く二人枯れ葉が落ちる木枯らしと共に 貴方への切なさが深まりゆくホワイトクリスマスに届いた愛のメッセージソングで 嬉し涙が頬を伝う桜の舞う公園で膝枕をしてくれたささやかな幸せと 春の訪れの喜びで満ちていた永遠の愛を誓う前に 数行の手紙を残しこの世界から旅立った廻りゆく歯車の中で 虚ろい彷徨う私の魂・・・あれから幾つの季節が通りすぎゆくのだろ...

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琥珀色の残骸

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琥珀色の記憶の中にある、十六に芽生えた淡い恋卒業前に一通の手紙と共に、儚く散ったはずなのに・・・『君への想いは、僕から先でないと駄目だから・・・僕の横で微笑むだけでいい』後から届いた、貴方からの言葉と第二ボタン・・・両想いなのに、私だから駄目なの?若すぎて知る由もない、彼の捻じれた愛に釈然としない想いだけが、記憶の残骸として残っている...

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偽りのバリア

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私に向けられた貴方の気持ちが途絶えるのが怖い嫌われたくない想いが、心を偽りのバリアで塞ぐ許すも許さないもない・・・言葉の裏に秘められた貴方の冷笑に、私の心は凍り付く出口の見えないトンネルの中で私はまだ、貴方に触れる事すら出来ないでいる...

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バランス

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恋は儚いシャボン玉、浮かれてフワフワ飛んでゆく愛しすぎると、弾けてしまう掴みたくても、捉えられない想いだけでは、手に入らないこの気持ちが、貴方への想いが壊れてしまわぬよう・・・それ故に切なく、難しい貴方と私の関係ほどよいギリギリの境界線で、大切に育ててゆきたい...

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